医薬経済学とアウトカム研究の普及と啓発を推進する国際学会であるInternational Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research ( ISPOR ) のAsia Pacific Conferenceが、2018年9月8日から11日までの4日間、東京新宿の京王プラザホテルにて開催されました。2年に1度アジア太平洋地域では開催されており、今回で8回目を迎えます。日本では来年度から費用対効果評価が本格導入される見通しであることから、日本を含む多くの国から多数の方が参加されました。

連日多くの発表がある中、弊社からも、下記の発表をさせていただきました。

9月9日(日)BREAKOUT SESSION (Issue Panel Presentation)

“How Will Patient Centricity Be Captured in the Japanese HTA and Healthcare Reform?”

Moderator: Adrian Towse, MA, MPhil.

Panelists: Shunya Ikeda, MD, Makoto Kobayashi, PhD, MEng, Durhane Wong-Rieger, PhD, MA.

9月10日(月)BREAKOUT SESSION (Workshop Presentation)

“Japanese HTA and Pricing: Current Methods and Future Potential”

Isao Kamae, MD, DrPH, Makoto Kobayashi, PhD, MEng, Parashar Patel, MPA, Peter J. Neumann, ScD.

9月9日(日)Poster Presentation

COST-MINIMIZATION ANALYSIS OF VERCISE DBS SYSTEM FOR PARKINSON’S DISEASE IN JAPAN.

Kitamura A, Sato T, Priest V, Inoue S, Kobayashi M.

ECONOMIC BURDEN OF ATRIAL FIBRILLATION IN JAPAN.

Kamae I, Kitamura A, Sakurai M, Yamamoto M, Inoue SShibahara HKobayashi M.

 9月11日(火)Poster Presentation

PREFERENCE-BASED HEALTH-RELATED QUALITY OF LIFE FOR HEART DISEASE PATIENTS IN JAPAN.

Noto S, Fukuda T, Saito S, Shimozuma K, Ikeda S, Shiroiwa T, Igarashi A, Ishida H, Moriwaki K, Kobayashi M.

CURRENT STATUS OF REAL WORLD DATA USING FOR CONDUCTING COST-EFFECTIVENESS ASSESSMENTS IN JAPAN.

Hanada K, Akazawa M.

弊社ブース出展

今回は自国開催ということもあり、弊社はブースを新たに、心機一転、メンバー一丸となりブースを出展いたしました。外国からの来場者を意識して、ブース内を折鶴で飾り付けし、日本らしい販促品をご用意したところ、多くの来場者の方が足を止めてくださり、コミュニケーションをとることができました。来場者の方々からは、日本における医療技術評価(Health Technology Assessment: HTA)についての質問を多く受けました。2016年より試行的導入が開始されている費用対効果評価の本格導入に向けて関心が高まっていることを改めて実感させられました。今後の展開に期待をされている方が多数いらっしゃったのも印象的でした。今回も多くの方々に弊社ブースに訪れていただき有意義な交流の場となり、ホスト国として大盛況の内に幕を閉じることができました。

弊社ブースでの様子
会場の様子