2021年11月4日(木)~7日(日)の4日間、神戸コンベンションセンターにおいて行われた第29回日本消化器関連学会週間(JDDW 2021)において、日本消化器がん検診学会様との共催でランチョンセミナーを開催させていただきました。JDDWは、日本消化器病学会、日本内視鏡学会、日本肝臓学会、日本消化器外科学会の4つの構成学会と日本消化器がん検診学会(参加学会)からなる消化器病領域の日本最大級の組織です。今回は、新型コロナウイルスの感染防止策を十分に講じた上でオンラインと会場での「ハイブリッド形式」での開催となりました。

入場時の検温や手指の消毒はもちろん、お弁当・資料の手渡しは行わない、座席の間隔を空ける、マスク着用等、感染防止策が十分に行われ、参加された方はもちろん、演者・司会の先生や会場スタッフも安心できたのではないかと思います。

会場では「ご無沙汰しております」といった声が聞こえ、対面ならではのシーンも多数見られました。

ランチョンセミナーでは、司会を日本消化器がん検診学会会長の濱島ちさと先生にお勤めいただき、国際医療福祉大学の池田俊也先生から、診療ガイドライン作成マニュアルに今年新たに追加された医療経済評価について、具体的な例を交えながらその重要性や課題についてご発表いただきました。

より学びを深めたい方のために、濱島先生、池田先生が理事を務めていらっしゃるISPOR日本部会(国際医薬経済・アウトカム研究学会)のご紹介もありました。

各学会の皆様とJDDW事務局の皆様のご尽力により、このような対面でのセミナーを開催することができました。また、当日はJDDWのスタッフの皆様をはじめ、会場となったポートピアホテルの皆様より細かなご配慮をいただき、我々スタッフも安心して運営を行うことができ大変有難く思います。新型コロナウイルスの影響により、セミナーや講演がオンラインで行われるようになってから1年以上が経ちますが、今回こうして久々に対面でのセミナーを開催させていただき、会場にいらっしゃる人々の反応や熱心にお聞きになる姿を間近で拝見することができ、とても印象的でした。