ニュースリリース

2015年

2015年11月20日展示会レポート

ミラノで行われたISPOR 18th Annual European Congressにてブースを出展いたしました。

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1. ISPOR 18th Annual European Congressについて

International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research(ISPOR)は医薬経済学とアウトカム研究の啓発と普及を推進する国際学会であり、毎年ヨーロッパにおいてAnnual European Congressが行われています。今年のAnnual European Congressは11月9日~11日にかけてイタリアのミラノで行われました。ミラノは観光地として、ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)やダヴィンチの「最後の晩餐」で知られ、ミラノ・コレクションなどファッション関連の産業が盛んな都市としても有名です。今年で18回目を迎えるEuropean Congressの参加者は年々増加しており、今回の来場者数は延べ4500名にのぼり、過去最高の記録を更新しました。

初日のプレナリーセッションはEUにおける医療技術評価(Health Technology Assessment: HTA)についてのセッションでした。EUのHTA機関の間で情報を共有するための組織であるEUnetHTAの取り組みや将来の展望について紹介されました。2日目は日常的に用いられているアウトカムリサーチをどのように医療に結び付けていくかについてのセッションが行われました。3日目はMulti-criteria decision analysis(MCDA)についてのセッションでした。MCDAは医薬品を効果や副作用といった複数の基準を用いて比較する際に、異なる基準をスコアリングし重み付けをすることで1つの評価基準としてまとめる分析手法です。セッションでは新しく報告されたThe ISPOR MCDA Task Force Reportの内容を中心に分析手法や議論となっている内容について積極的なディスカッションが行われました。

2. 弊社展示ブースとMINERVA Networkとの交流

今回のCMAのブースでは、来年のHealth Technology Assessment international(HTAi)のAnnual Meetingと2018年のISPOR 8th Asia-Pacific Conferenceが東京招致ということもあり、東京メトロマップのデザインの液晶画面クリーナーを用意したところ、「学会で東京に行った際は、ぜひ使いたい」と多くの来場者の方に好評を博しました。また、日本で2016年から試行的に導入される費用対効果評価について関心を持っている各国の企業の方も多く訪れたことから、世界からの日本の費用対効果評価の導入に対する注目度の高さを感じることができました。日本への注目度が高いためか、例年より多くの来場者の方にCMAブースに訪れていただき、今回のブース出展も大盛況の内に終えることができました。

ISPORの期間中に各国のHTAのコンサルティング業務を取り扱う企業が加盟する団体であるMINERVA Network (http://www.minerva-network.com/)、全体での会食が開かれました。各企業の役員の方から新入社員の方まで幅広い層の参加者がおり、総勢30名ほどの賑やかな会となりました。前回のフィラデルフィアでお会いしたときよりさらに密に、MINERVA Networkに加盟している企業間で交流および各国の状況について情報交換することができました。また、今回のISPORでは、MINERVA Networkに加盟している企業のブースが隣接していて日々交流していたため、MINERVA Networkの結束をより一層強めることができました。

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